おまもりひまり　総括

アニメ

　優人の思い描く未来＝ハーレムエンド


　感想書いてなかったしちょっと見流すようになってはいたものの最後まで視聴継続していたので総括だけでも。


　典型的な萌えアニメであることは最後まで見ても変わることのない事実で一貫して画面が肌色…あるいは湯気さんと日光さんが照らすことばかりだったけどいい意味でオーソドックな展開が分かりやすくて深く考えずに見れて一種癒しみたいなもの感じを気楽に見れて単純に良かった。単純で良かったのではなく単純に良かった。
　エロゲみたいに幼なじみ、突然仕える為にやってくる美少女妖怪、次々と襲ってくる美少女妖怪、幼い頃に約束を交わした女の子とお約束もバッチリ。
　後半から始まる戦闘面に関してもお色気は抜かりなく（服破れ）あったのはまぁ特に思うところもないのだが分かりやすい巨悪に立ち向かい勝つってのもいい締め方だったのかな。
　何よりテンプレになりがちなキャラ達であったけどエロばかりだけで終わらせずにいい感じに個性を出せていた事は大きいか。
　まぁひまりメインに捉えたバトルラブコメであったからこそなのか、凛子は特に味のある幼なじみになっていてお気に入り。
　サブゆえに出せたものだと言えるから可哀想なとこではあるんだけどこの娘がいたからこそ物語性も強くなったのかなぁと。
　最初はうるさいだけの落ち着け…ならぬオチ付けヒロインだったのに、後半は良妻っぷりが目立っていいキャラに育ったからなぁ。
　あとくえす様はもっとせっかくの良ポジなのにけっきょくただのかませなのが残念でした。デレにはときめいたんだけど既に時遅しというか。


　こういう作品は主人公の優柔不断さありきのものだけど恋愛要素でどっちか選ぶってシチュエーションがハッキリなかったのが逆に苛立ちを覚えずにスラスラ楽しめた理由。
　エロ特化だけど並々にシナリオ性もあったしいいエンターティメント作品だった。
　二期はあったなら多分…いや少分見るけどなくても問題ないなぁ。終わり方としてはいくらでも後に続けられそうであったけど。