STEINS;GATE 第2話 「時間跳躍のパラノイア」

 OPを何度か見直した後だからよく分かる謎のフェイリスの存在感。
 オフィシャルブックの件が許される時が…絶対に許さない。


 分かってはいた…分かってはいたが…案の定やたらと長い助手とのイチャイチャ(タイムマシン)講義が丸々カットされたでござるの巻。
 物語の本筋とは大きく関係ないとはいえ、一応この作品の趣において知って損のない知識とクリスの知能の披露の場であるのになあ…尺的に無理だったかー。
 アニメで貴重な助手との絡みが削られてしまった。そしてその裏でまゆしぃプッシュが止まらない、こりゃ明らかにスタッフ愛に恵まれてるなあ。
 聞いた話によればアニメ版ではまゆしぃヒロイン路線…いや元々ヒロインではあるんだけど出番増しするとは聞いていたが早速その煽りを受けるとは。
 全体的にこの作品のヒロインの出番は平等で一つ頭飛び出てるのがまゆりとクリスのダブルヒロインなわけだがクリス派の自分としてはちょっと…
 他ヒロインも今回で一気に全員集合したが、何だ思いの外可愛かった…俺の助手愛が揺らぐレベルの動揺を隠せないルカ子のヒロイン力であった!
 いやー普段からアレな演技ばかりの画伯の本気を久々に見たというか。こういう場合って原作より劣化することもあるから心配だったけどまさか原作よりもダンチ声優力上がっているとはなぁ…純粋に可愛かったよ…だが男だ!
 同様に鈴羽も動きがついてあれまぁなんてスタイルのいい美少女でしょう。ナイスパッツ!!
 そして我らが真ヒロイン、フェイリスニャニャンはというとよく(無駄に)動くよく(無駄に)喋る愛されてるなあおい。
 若干モモーイの声に違和感も残ったがさもありなんか。しかしモモーイのアニメ声聴いたの何年ぶりかと気になってしまうくらいだし。
 そのヒロイン勢に一日のうちにフラグ立てながら歩いているオカリンも大分ギャルゲ主人公してるよね。前まで特に意識してなかったのだけど。
 厨二病発症しながら気遣いをする描写も欠かしていない、尚且つ何よりIKEMEN!である。そりゃ幼馴染もいる勝ち組にもなるわ。
 物語の方はペース遅すぎず早すぎずいい感じに安定している。台詞のカットなどは残念だが概ねアニメとしては悪くないんじゃないかと。

花咲くいろは 第2話 「復讐するは、まかないにあり」

 心の花は枯れますいろは。


 最速放送が日曜深夜なのは誰の陰謀なのだ…見る人によってはとにかく見ていて辛い内容ではある。
 そんなわけで第二話目もズッシリと胸にシコリを残していく生きるのが辛い。
 いろはの行動がやることなすこと全て空回りに終わっていることは特に思い当たるフシが多すぎて…それでも頑張る事に決められるいろはちゃんマジ打たれ強い。
 母親の方針の「人に頼るな」ってのもあってか妙に芯が強かったりその割に物の考え方が妙に子どもじみていたりこの不釣合に歪められた性格の原因はどう考えても母親で。
 良くも悪くもこの性格が物語を動かしているのは皮肉が効いているやらなにやら。あの母親だけは今後出番があるかは知らないけど受けれられそうにないと思う。
 それがなくてもいろは以外の登場人物もディスコミュニケーションっぷりぱないの!コイツら友達いないよ絶対。
 あの旅館の人たち…というかあの旅館は実は社会不適合者の人間が集められて訓練…あるいは収容される病院だという裏設定があっても驚かない。
 母親が旅館を継がずに抜けだしたのはまさにそれでみたいな。そしていろはも駄人間認定されて送還される…みたいな。さすがにそれはないだろうけど。
 閑話休題
 結局、「人に頼るな」からあっさりと「みんなに期待する」と鞍替えしたりと忙しない感じだったが、あいなまと小見川を張り倒すシーンがなかなかエロ増しかったのでよしとしよう。
 あとはポルノ作家がいろはを押し倒してレイプシーンに突入すれば安っぽいドラマ展開の出来上がり。
 良かったな、お前らが普段は否定するがアニメでは大好きな展開だぞ。冗談。
 しかし旅館で働く従業員を勝手に覗いては妄想小説を書き殴りに挙句、一ヶ月分の宿泊タダにしろ!だのいろはにも否はあるが客も客である。ろくな人間がいない。


 あといろはいろはと名前呼びしているが、緒花だって。

Aチャンネル 第1話 「好き」

 ヤマなしオチなしイミなーし。


 原作未読。女の子同士でイチャイチャする作品とは風評として耳にはしていたがいやーほんとにイチャイチャしているだけだったー。
 『日常』という作品よりよっぽど『日常』しているのだから困ったもんだ。Aチャンネルとは何を指してのことなのだろうか。
 自分の中で女の子同士がただただイチャイチャしている作品は当たりという法則があるので当然コレも琴線に触れる…かと思われたが意外なことにあまり脳髄に来ないというか…
 うーん、あえて言うならキャラデザがピンとこないってとこか。目が離れていることか妙に安定していない崩した感じがダメなのか。
 あとこれは聞いて気がついたことだが、黒い子の暴力性があのほのぼの空間で浮ついて現実に引き戻される。納得だなと。
 全体的に行動が痛々しいバット振り回して、男子を振り払うシーンは特にそれを感じぜざるを得ない。そこまで描写する必要はないよな。
 まぁその行動あってかこの物語として致命的に空っぽ感のある状況を揺り動かしている部分があるのは否めないので安易に否定はできないか。
 逆にそういう行動とらせないと何も無い感が途端に膨れ上がるが。今後どうなるか展開読めないが。
 まだ始まったばかりなので、この路線のままどう進んでいけるか分からないしまぁとりあえず3話まで。


 どうでもいいけど完全に先入観でモノを言うけど、挿入歌が毎回流れるようなBD売り込みCMなどイベント封入権など下賎な話、そういう目で作品を見てしまうようになった自分が嫌になってきたなと。
 アニプレックスかー。

日常 第1話「日常の第一話」

 せーのっ!「「非日常じゃねーかし!!」」


 原作未読。京都アニメーション期待の新作!と勝手に期待していたこと以外情報もなく、普通に出オチ感に驚いた。
 物語の内容に触れづらいので、いきなり批判的になるが外から見た作品像になってしまうが言ってしまえば、少々的外れというか。この内容で2クールはキツイんじゃねーかなと。
 分り易い萌えはなく、物語性も薄そう。あるのはシュールギャグの連続だったからなあ。1話だけで話をしているので今後はわからないが。
 これならばまだまだ控えている『らき☆すた2期』あるいは『フルメタル・パニック4期』でもやってくれた方がよっぽど有意義だと言っちゃう自分もアレですね。ああリトバスアニメ化とか小躍りしますよ。
 と、作品の内容についてまるで語ること出来ずにここまで書いたが感想は無理かなームリダナー。
 これが『らき☆すた』ならまた違うのはあるあるネタカップリングに繋げやすいからで日常にはそれらも見当たらず。まだ一話というのも(ry
 ちょっと言えば、ハカセなる人物が可愛かった。ぐらいか。そういう思考回路なんで。

逆境無頼カイジ 破戒録篇 第1話 「地の獄」

 ざわ?ざわ…ざわ…(女声


 遂にッ…!満を持して二期放送と相成りました。
 原作未読で前期は勿論視聴済。こういう作品はあまり見る機会がないのだが、1期が思いの外面白くて原作読もうかと思わせられたくらい。まぁ結局読んでないのだが。
 そんなわけで第二期スタート…初っ端らから人間のクズっぷりを魅せつけるカイジさんだー!
 えー、前からここまでギャンブル狂いだったけー。と思わないでもないのだが、そもそもギャンブルで自堕落な生活を送って、更に一発逆転ギャンブルで狂ったぐらいの人間なのでこんなものか。
 そして、ギャンブルに期待して取り立て屋に「やっと来てくれましたね!」早くギャンブルを紹介してくれーとばかりに泣きついたら、労働返済させられたでござるの巻。
 当然っちゃ当然の対応なのだが、なぜか釈然としない辺り大概あれである。
 全体的に、演出といい声優といい正統進化しているというか、前々から上手い上手いとは感じてはいたがしばらく見ない間に更にできるようになったなあ!萩原聖人!随分上達してる印象を受ける。
 演出も相まって、ビールごきゅごきゅポテチバリバリのシーンのこっちも食いたくなる感じパないの!ビールとか全然飲まない自分でこれなのだからよっぽどだ。
 あとは安定安心の立木文彦か。コレ見る前に30歳の保健体育でも吹いたのでなおさら吹いたわ。熱が入っているのにギャグが入っている配分が絶妙。
 今後はここでチンチロリンで詐欺られて大逆転の件なのだろうが、ところでEDのダークネスっぷりは何だろう。
 今のところは気にしないのが吉か。

STEINS;GATE 第1話 「始まりと終わりのプロローグ」

 エルプサイ・コングルゥ…これが運命石<シュタインズ・ゲート>の扉の選択か…。
 ああ、ネタバレ多少あるからもしれないので注意。


 原作プレイ済。箱○版発売後からループモノとしての評判が高く興味は持っていたのだが、残念ながら箱○買う気力まではなく少し待って、PC版発売後にドハマリしてあっという間に全クリしたので記憶に新しかったりする。
 そんなわけで放送前から「原作通り」と声を大にして宣言され続けてきただけはあったが、不安半分期待半分の心境。そして放送されてみれば、良くも悪くもまぁ原作通り…か。
 ここを削るのか、この追加シーンは必要なのか、と概ね気になる部分もあるが許容範囲内ではあるかな。原作通りに偽りはなかったが、アニメと原作の媒体の違いはさすがに大きい。
 全体的に心理描写がおざなりになるのは仕方ないとはいえ、やはり意味不明な状況が更に意味不明になるわけで。未視聴者は日常会話すらよく分からないんじゃないかなこれ。
 まぁ最初の状況は、原作プレイ時もさっぱり分からなしこれから続々と明かされていく事実を通してカタルシスをゾクゾクする程味わえるので、その辺は未プレイ者は期待していい。
 だけど、ここもメディアの違いを理解せよ!と言わんばかりにゲームで一週間でもアニメでは6ヶ月と単純に先が長いよなー。途中で発売されるPSP版に手を出すのもまた手ですよ?(宣伝
 映像的には原作好きとしては自分のお気に入りのキャラが喋って動いてるだけで大満足ではある。助手かわいいよ助手。声優のそのままの声質に原作の雰囲気の再現度が高いのも高評価。
 若干まゆしぃ押しなのは否めないけど、OPも原作でもまゆしぃ押しだからまだ慌てるような時間ではないはず。あるいはまゆしぃ新ヒロイン化がシュタインズ・ゲート(アニメ化)の選択なのであろう。
 しかし1話にしてはペースが早いというか、一息にクリスとの再開までやりたい意図は伝わるのだがそのせいで後々まで語られる重要シーンが目白押しのラジ館でのやり取りが忙しないのがもったいないなあと。
 叫び声がまんま宮野真守なのは吹いたが。いや吹いちゃだめなんだが。


 そして安心安定のネタバレ歌詞は自重をしらない、だがそれがいい

花咲くいろは 第1話「十六歳、春、まだつぼみ」

 これは、ニートにやさしくないアニメですね。
 働いてるのにひどい顔して見てる俺が言うんだから、間違いない。


 原作未読…というか漫画版はアニメの先駆けのメディアミックス作品らしい。他情報は特になく旅館モノだとは聞いていた。
 そんなわけで、初っ端から幼馴染らしき男からの告白されたかと思えば、親は娘をほっぽり出して彼氏と夜逃げと急展開が続く。そして舞台は祖母の旅館へ…とこれまた90年代臭のするどこか古臭いドラマを見せつけられているようだ。
 普通であればこの状況一つ一つに悩み込んだりするようなものだが主人公のドラマチック思考()がいい感じに作用して、このドラマ展開に拍車をかけているなあ。
 「飴ちゃんを貰えるようなお婆ちゃん」だの「私に責任があるのでぶって下さい」と言っちゃう辺り理想と現実に揺れている感じが痛々しい。
 多分これから「仕事」を通して大人になっていく厳しい路線が待っているだろうし、気を抜いてみる作品ではなさそうな。キャラ絵がやたら可愛いだけにちょっと残念な気がしないでもない。
 その原案メル絵と現実味よりは理想的なイメージのある声の伊藤かな恵豊崎愛生の起用に反して、内容が現実的なのは狙ってやったのなら現実見ろよと言われてる気がしないでもないし。小見川千明が逆にスパイスになってるってーか。
 あと、新しい世界に踏み込んでいる感じが視聴者に伝わってきてるのはさすがだなあと。多分だけど背景とか細かい部分の作り込みが影響していると思う。PAはこういう部分の凝りっぷりは素晴らしいな!ABとはなんだったのか!
 なにはともあれ、今のところ登場人物の性格は魅力的であり今後の変化も見込めるし、単純に先が楽しみな作品にはなるよなー。オリジナルアニメが増えてきて嬉しい限りだ。