STEINS;GATE 第1話 「始まりと終わりのプロローグ」

 エルプサイ・コングルゥ…これが運命石<シュタインズ・ゲート>の扉の選択か…。
 ああ、ネタバレ多少あるからもしれないので注意。


 原作プレイ済。箱○版発売後からループモノとしての評判が高く興味は持っていたのだが、残念ながら箱○買う気力まではなく少し待って、PC版発売後にドハマリしてあっという間に全クリしたので記憶に新しかったりする。
 そんなわけで放送前から「原作通り」と声を大にして宣言され続けてきただけはあったが、不安半分期待半分の心境。そして放送されてみれば、良くも悪くもまぁ原作通り…か。
 ここを削るのか、この追加シーンは必要なのか、と概ね気になる部分もあるが許容範囲内ではあるかな。原作通りに偽りはなかったが、アニメと原作の媒体の違いはさすがに大きい。
 全体的に心理描写がおざなりになるのは仕方ないとはいえ、やはり意味不明な状況が更に意味不明になるわけで。未視聴者は日常会話すらよく分からないんじゃないかなこれ。
 まぁ最初の状況は、原作プレイ時もさっぱり分からなしこれから続々と明かされていく事実を通してカタルシスをゾクゾクする程味わえるので、その辺は未プレイ者は期待していい。
 だけど、ここもメディアの違いを理解せよ!と言わんばかりにゲームで一週間でもアニメでは6ヶ月と単純に先が長いよなー。途中で発売されるPSP版に手を出すのもまた手ですよ?(宣伝
 映像的には原作好きとしては自分のお気に入りのキャラが喋って動いてるだけで大満足ではある。助手かわいいよ助手。声優のそのままの声質に原作の雰囲気の再現度が高いのも高評価。
 若干まゆしぃ押しなのは否めないけど、OPも原作でもまゆしぃ押しだからまだ慌てるような時間ではないはず。あるいはまゆしぃ新ヒロイン化がシュタインズ・ゲート(アニメ化)の選択なのであろう。
 しかし1話にしてはペースが早いというか、一息にクリスとの再開までやりたい意図は伝わるのだがそのせいで後々まで語られる重要シーンが目白押しのラジ館でのやり取りが忙しないのがもったいないなあと。
 叫び声がまんま宮野真守なのは吹いたが。いや吹いちゃだめなんだが。


 そして安心安定のネタバレ歌詞は自重をしらない、だがそれがいい