鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第28話 「おとうさま」

 力が欲しいか?…ならばくれてやる!!
 男のロマン邪気眼とも言う。


 そんなわけでハガレン感想第28話目から。原作未読。
 前回で腹の中から必死に脱出して息もつかぬまもなく敵のラスボスと遭遇。圧倒的な力を見せ付けられもするが戦闘し惨敗。駆けつけるライバルに体を奪われる親友。そしてそんな中、勝手に勘違いして米粒だと罵られる主人公!!
 ここで燃えなきゃどこで燃えるかと言わんばかりの詰め込みっぷり。
 まぁどんどん敵味方とが合いまみれる展開は大好きではあるのだがちょっと詰め込みすぎて若干だれた感があったのが否めないなぁ。
 一人出すたびに状況が変わっていく様は見ていて実に面白いのだが戦闘自体があまりなかったのが懸念されるわけで。
 いやそういう細かいことを挙げればって話で基本は大満足の内容だったけど。
 ホーエンハイムと関係はあるものの別人のお父様だとか消されたはずのグリードが別の形で復活するとか何故か錬金術が使えなくなるとか伏線もばら撒きつつってのも好感持てるし。
 しかしお父様は敵を回復させる余裕に利用できそうな相手をこちらに引き込むとカリスマ性はともかく実に貫禄に溢れていてまさにラスボスにふさわしいなぁ。
 それに比べてリンはてっきりこっちが支配し返してやる!と言ったようなものなのにそのまま敵支配に陥っていまいち極まりの悪いこと。
 あのまま自分の体として覚醒したら大そうカッコよかっただろうに…まぁ敵堕ちも定番っちゃ定番なので悪くもないがどうせ体は取り戻すだろうし。
 あとは錬金術を使えるスカーとメイだけどやっぱり練炭術とやらが関係していると見た!外れていたら恥ずかしいけど。


 次回はまた絶望した!と主人公と大佐が挫ける話みたいな。
 挫けるのも早いが立ち直るのも早い人たちのでさもあらん。