うみねこのなく頃に 第26話「EpisodeIV-VIII sacrifice」

 2クール見て辿り着いたのがごらんの有様だよ!!
 最後まで笑いの絶えない作品だったよほんと。


 最終回。
 自分が母親の実の息子じゃないことに気づいたバトラを励ますために身を滅ぼしてまで元気づけ、ゲームから逃げ出したベアトリーチェを連れ戻すために魔法を使ってサクタロウを復活させマリアと約束し見事成功させる。
 エンジェ大活躍なのだが今回で退場なのが残念だ。まぁ最終回なんですけどね。
 しかし愛があれば魔法は使えるって言ってたけどおばさんに引き裂かれたから無理だとベアトが言っていたのに何故サクタロウは戻ったかというとあれは別物サクタロウなのでは?と思わなくもない。
 まぁ魔法について真面目に考えてもファンタジーなのでどうとでも後付けできるので何とも言えんが。
 そもそも謎解きが確かメインだったはずなので謎解きを頑張ってみようとなるがやっぱり今回も意味不明…今まで以上に暴論の嵐だったなぁ。
 「とりあえず」魔女がやったことを否定できればいいのなら最初から犯人なんて推測しないのであの暴論を投げつけりゃよかったのに。
 今までは自分の家族に犯人が居るとは思いたくない的なこと言っていたのにあの意思表明はどこいった。
 十三人目はいないと否定されて困っていたのにエンジェが死んでもう吹っ切ったてこと?
 最後には私を殺して、私はだあれ?と駄々こね出す魔女だけどなんだろうもうギャグでやっているのか?ギャグなのか。
 まぁオチのベアトは絶対に勝てない宣言はまたサプライズで面白くはあったけど答えをしっかり出せる作品ではないよなぁ。
 次どうなるのか気になるって意味では楽しめる部分は大きかったし。


 総評
 原作はまだ完結してない、2クールでエピソード5まで纏め上げるるのは無茶、と無理難題を押しつけられたスタッフがまぁ適当に作ってしまえばいいんでねと作ったかのような作品。
 何でこんな作品を最後まで見続けてこれたかと言えば、恐ろしいまでの顔芸と突飛もない超展開が面白かったから(ネタ的な意味で。
 もっと丁寧に作ればこの作品の見え方も大分違っただろうからもったいないっちゃもったいないよなぁ。超展開は変わらないにしろもっと推測できる部分も増えただろうし、キャラにも好感を持てたかもしれないしほんとどうしてこうなったんだろうか…
 まぁそのはしょりまくりなこともあってかネタ要素が倍増しに見えたってのも事実だろうから面白ければそれでいい人ならそれなりに楽しめるのでは?何で疑問?
 ほとんど投げやりになってきたけどまだ謎も残ってる…というか謎しか残ってないので出来れば二期を望みたいモノだ。
 売り上げ的にも人気的にも二期は絶望的な気がするけど…
 まず原作終わってないしな。解答編まであるとしたらやるにしろ何年後になるんやら。