DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第12話 「星の方舟」

 うーん面白かった!どう感想書けば一番いいか分からない程に。
 内容が深い場合は楽しめれば楽しめるほど逆に感想を書きづらくなるのはどうしたものか…(ただしエロは覗く。


 そんなわけで最終回。
 いまいち理解できないことが多かったので一通り考察や感想を見て回ったけど、それでも分からない部分があるものの「だいたい分かった」ってことで。
 自分なりにだいたいまとめてみると…流星核を使ってMEを使った蘇芳の記憶を定着させる実験をする(旅も目的の一部)契約者がいない平和な世界の為に紫苑がコピー地球を作った。その人類の記憶を移すために記憶定着の実験をした。かなりはしょったけど結末としてはこんな感じ?か。
 でも命をかけてまで紫苑がコピー地球作った理由は人類のためと言うより蘇芳の為って方が大きいような。
 銀とわざわざ交渉してあっちの世界に送り込んだし(おまけにジュライ)それが紫苑にとっての旅の目的になるんだろうけど親父もそうだが蘇芳は愛されていたんだなぁと。
 しかし個人的には平和な世界で記憶をなくして幸せに暮らしましたとさ…エンドは煮え切らないんだよなぁ。煮えきらねぇ。
 紫苑にとっての幸せは家族だったんだろうけど、蘇芳は旅を通して得てきたものがあり自分の意志もあるしそれを尊重するまもなく記憶を破壊されてあっちにいってしまったからなぁ。
 今までの旅が無駄になった…とまでは言わないけど蘇芳にとってはハッピーエンドかなんて考える暇もなかったし。
 記憶と引き替えに幸せな世界を手に入れた。即ち、等価交換何かを得るためには同等の対価を支払わなければならない的な置き換えも出来るからまぁ何とか納得できるするしかないけど。
 「蘇芳の物語」というより「黒の物語」ってことなんだろうけど一期でいう二話完結のゲストキャラって例えがいいかもしれない。
 しかし三期があるにしろないにしろ二期で成長した蘇芳やジュライはここで物語が終了してしまったせいで出番があるとは思えんのだよなぁ…
 その点だけが特に心残りだけどもしかしたらあっちで記憶取り戻して、黒さん求めて三千里するかもしれないので期待したい。あっちで暮らす蘇芳が星を見ながら時々思い返すように涙を流すシーンとかキュンってくるしそれもそれで良し。
 黒さんはといえば今回は殆ど後回りでいいとこ取ってたようにも見えるけど地味に脇に徹していた。
 銀とのケリは付いたか付いてないかそのへんがよく分からない。現情報ではあの最後に生まれた少年っぽい銀も色々仮説はあるもののはっきりしないし。
 どうであるにせよ生きてりゃいいが黒はまた主人公で合って欲しいもんだ。


 あとはオチを完全に持って行きやがったゴルゴに吹いた。
 俺たちの戦いはこれからだ!!!
 三期こそは今までどう頑張っても傍観者にしかならない美咲さんが活躍しそうだ多分。


 総評
 うーん、面白かった満足した!見ていて良かった!と語彙のない褒め言葉しか上げられないけど個人的にはサイコーに楽しめたかなと。
 一期を見てきた分もあり、思わずBDーBOXに釣られてしまうくらいに好きな作品になったかもしれない。
 半ば投げっぱなしになっているという話も聞くけどそれは一期も同じだしむしろこうなる予感は最初からあったので割とすんなり納得のオチかな。
 ただ何度も言っているが惜しくらむは2クールなかった為かキャラが掘り下げられなかったところかなぁ。
 蘇芳に関しては一話からじわじわやったので記憶を失っていく場面は蘇芳スキーとしてかなりクルものがあり感動したけどいかんせん他キャラ…紫苑とかマダムとかが謎めかしてるのは分かっていたけどもっと出して欲しかったかとは思う。
 あとはなんといっても銀についてだが、これはDVDについてくるよ!なので安心なのか不安なのか。あるいは不満。
 これをTVでやっておけばまた見え方も違った流星の双子になりそうではあったけど、あくまで蘇芳とそれにまつわる人の話がテレビシリーズだった。
 三期について言えばやって欲しいけど一期の件もあるので何年度になるんやら…