おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 第9話 「研究されてる」
阿部さんは普段の性格に反して打たれ弱い。
あー、ヘタレ受け?
こっちの投球パターン、つまりは阿部のみの投球パターンを研究しつくしてきた相手。三橋の気転で前回でそれに気づくその裏をかく手でいざ反撃ってノリだったのだが阿部は一度ハマるとなかなか抜け出せないタイプみたいで…
そんなわけで実は三橋以上に打たれ弱いんじゃないかこの捕手。今まで責任を投手に投げ捨ててきたツケが回ってきたとも言うが…三橋も三橋だが阿部もキャッチャーとして付き合ってきた相手が変り種だったしなあ。
まぁそれを差し引いてもあの過保護な性格じゃ誰であろうと辟易するだろうし。
それでも信じて投げ続ける三橋に弱音を吐く姿はいつかいいコンビになれる可能性を匂わせる場面でもあった。
試合内容については、調子のいいクスグリヒッターと低評価される福山のやる気のあるプレイで一応二点取り返して点差を縮める。
まではよかったが前記してように崩れた阿部がまた一点取られて実質一点と切迫して状況は変わらず。
だが収穫もあってか首振りでなんとか相手をごまかせるようになってきて守備面は安定出来るか…
次回タイトルの五回、5対2ってのはリアルに厳しい数字だよなぁ。いくらでも挽回が聴く高校野球においては油断は禁物って意味でもあるけど。
ついでに活躍出来た花井だったが相変わらず見せ場が持ってかれるなぁコイツは。
次回には田島さん本領発揮しそうだし。
しかし一期からそうだが本当に田嶋にバットが回った時のワクワク感は異常。あれは田嶋専用BGMだ。