おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 第11話 「エースだから」

 試合後は阿部のデレ期到来!と聞いて。
 けっきょく逆ギレして終わりそうだが。


 7回から8回まで攻防を一話まるまる使ってやる辺り相も変わらずぎっしり詰まった構成だ。
 試合も終盤になって相手ピッチャーも速球型で対応しづらくなり、こっちの守りも阿部が抜けて、お前の出番だ!田嶋!と行ってみたはいいものの、リズムが変わったからと言って打ち崩れることもなく相手はバカスカ打ってくると。九回まで2点差のいい逆境っぷりに燃える。
 てっきり田嶋さんならきっとなんとかしてくれる…!とか期待していたけど無得点とはいかなかったか…まぁ急にキャッチャーやらされて一点で抑えるだけでも十分期待通りの答えではあるんだけども。
 田嶋の配給が阿部と打って変わって攻撃的なのは三橋の内気な性格もあってか見ていて面白かったけど。三橋がファーボールを意識的にではなく無意図で出したのはこれが初めてなんじゃないだろうか。
 そんな三橋を見て阿部は今までピッチャーに考えさせないで責任放棄させてしまっていた自分を叱咤し、三橋も三橋で自分が阿部に責任を押し付けていたことに気づいて反省するのはいい展開で先が楽しみではあるよなぁ。
 まぁ今はこの試合の過程を楽しむことにして、試合の話をすれば得点力が決定的に欠けていることが目につくよね。
 打席は繋がるんだけど決定打に欠けるというか。そこで田島さんが出てくるわけですが頭使って調子が悪いときた。
 それこそ四番の役回りとばかりに花井が頑張るべきなのだが…うーんどうも弱気というか。
 力だけなら田嶋よりあるんだし一発デッカイのかまして欲しいんだけどなぁ。ヘタレてるけど好感持てるキャラではあるし。
 それに対して泉が気合い入ってるのは見ていて単純にカッコいいよな。気迫が足りない四番。
 ああ、花井いじめは楽しいなぁ!


 ところで次回で最終回なんだろうか…
 2クールでないってのは聞いたけど1クールには惜しい作品だよ。というか最初放送決定聞いたとき夏に合わせて2クールなのかとてっきり思っていたぐらいだし。落胆した!