Angel Beats! 総括

 どうしてこうなった…


 最初こそ面白かった…いや最初からイマイチだったけど最後まで付いていけないというか置いてきぼりを味わう作品になってしまったなぁ。
 まぁそれを言ったら鍵作品はみんなそう、と誰もが言うけど話の展開以上にギャグに付いていけなかったことが大きい。
 日常シーンがダダ滑りで見ていて痛々しさを覚えてしまうのがなぁ。人によっては楽しめるのだろうけど自分は合わなかったほうが多かった気がするし。
 笑いだけで言えば、笑ったよ大いに笑ったよ。苦笑いとか薄ら笑いとか…ああ多分これがシリアスな笑いって言うんだよきっと。
 これがゲームだったらまた話は違って、日常シーンも今ほど寒くは感じなかったんだろうけど。本当にゲーム化した方がよかった作品だよなぁ。
 ゲーム化してからアニメ化。この形に則っていたからこそ今までの鍵作品はいい結果を迎えてきたわけだし。やはりギャルゲーのシナリオライターはアニメの脚本を直接書くべきではないのか…
 まぁそれでもキャラの魅力だけは、というかハッキリ言って天使ちゃんだけは可愛かったしここだけは誰だろうと絶対に評価出来る。むしろここしか(ry
 最初から最後まで見せたいシーンを随所に散りばめたやりたいことだけはやりきった作品。まだ物足りないくらいかもしれないけど。
 実際、各所に見所と言えるものはあったしラストシーン自体も演出含めて悪くはなかったんだよなぁ。ユイのとこなんかも押し切った感があったし。
 ただ、今までがあまりにもダメすぎた。終わりよければ全てよしの範疇に収まらないぐらいに逸してダメすぎた。
 しかしこれは…一番深刻なことだけど、だーまえ立ち直れるのか…。生きろ!


 最後は、天使ちゃんマジ天使。やっぱりこれが全てだった。