Angel Beats! 第13話「Graduation」

 絶対に笑ってはいけない卒業式。


 えー、うー、どこからツッコめばいいのだろうか…こんなに色々困惑を残して終わっていく最終回も珍しい。
 とりあえず卒業おめでとう!そんなわけでエセ卒業式を開始した音無一行なのは分かるけど、気づいたら3日経っていて今までの仲間がみんな纏めて消えていたぜ!
 今更になって奏ちゃんと友だちになれるかな?とか言っちゃうゆりっぺには鳥肌が立つ。だってこの人イジメてたこと謝りもしないんだもの。
 そのくせ「奏ちゃん」とか言っちゃうんだから薄ら寒くて薄気味悪くて。
 それを言ったらあの卒業式こそ薄気味悪い。今度はお前が消える番だ…と急かしてはパッと姿が消えるんだぜ恐ろしいよ。
 ゆりっぺとはいったいなんだったのか…と本気で疑問になるばかりだったしヒロインだったはずなのにサブキャラのように消えていった。
 まぁさんざん天使ちゃんをいじめた報いとして受け取っておこう。
 その天使ちゃんはといえば、終始よく笑う子になっていて今日も天使ちゃんマジ天使。もう天使ちゃんだけ見てればいいよ。
 そして、ここから、全員消えたかと思うと手のひら返して「俺とここで暮らそう奏」とマジで言ってる音無に引いた。マジ引いた。
 いやこれ、要訳すると「これで邪魔者は消えた。」「奏と二人で暮らせる」って言ってるようなもんじゃないですか。
 まぁそれならある意味、今までの発言も分からくなくもないのだが、さっさと消えろとでも思っていたなら納得もいく。
 そしたらば、天使ちゃんは急に矢継ぎ早に説明台詞でフる言い訳。音無さんは性的に無理だとさ。
 というか急にそんな設定明かされても殆ど伏線なかったのに不意打ち過ぎて感動よりポカーンですよ。
 音無は勝手なことした報いを受けて一人幸せに妄想にふけりましたってことでいいんだろうか。
 いやもう天使ちゃんマジ天使、だよねっ。