おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 総括

 2クールで夏に合わせて放送すると思ったのに夏先で終わった…夏が始まる前に終わった!(何度でも言う


 前記同様、高校野球の手に汗握る緊張感がこちらに伝わってくる熱い内容で毎回が楽しみでしょうがなかったなぁ。
 前期は無名の弱小が三橋のピッチャーとしての特性を生かして去年の強豪相手に対策を練りつくして善戦して勝つというどんでん返しをやってのけた。
 それに対して今期はそこまで強豪というわけでもない相手に普通に対策を練られ普通に敗北する。という当たり前だけどなかなかない展開を地でやってのけるのはスゴイ。
 一戦一戦が熱い、まさに高校野球と言った作品だよなぁ。ここで主人公が敗北する展開も興味深いし。
 そしてようやくイマイチ歯車が合わなかった三橋と阿部の和解。というか誤解が解けるというか歩み寄る形になったりといよいよってとこで終わりなのは残念極まりないが。
 しかし試合中のシーン一つ一つの動作が細かい上に、心理描写まで念密に練られれてる野球作品なんてそうないよなぁ。
 やはり、何よりリアルタイムで演出によって動きを止めずに最後まで描ききるから臨場感が素晴らしい。感動的と言ってもいい。
 だから、だからこそ2クールで更にじっくり見たかったって気持ちが大きくなるばかりだけど。
 あー、また待ちきれない日々が続くのか。いっそ原作を読んでしまうの手なのだが、アニメーションで先ず見たいから手が出せないジレンマ。