デュラララ!! 総括

　ダラーズは街そのものだ。

　所々オリジナル展開もありつつも原作準拠で丁寧に一巻から三巻の内容を映像化してまとめる。これが一番難しい。
　2クールという枠内でラノベ作品がこうも大事に映像化されていると思うと純粋に嬉しいもんだ。スタッフから愛されているのがよくわかる。
　最近は…いやずっと前からある傾向だけどラノベははしょって適当にアニメ化されている印象が強いのでこういう作品があるのは心強いなぁ。
　と、本編に関係の無い話はおいておいて、本編は前記したけど2クールでやることをあらかじめ決めて上手にまとめていた印象。
　まぁだから、逆に言えば三巻までと決めていたのでそれ以後の展開…残った要素設定がそのまま放棄されてるのも仕方ないところで。
　1クール目でキャラ紹介をもっとスムーズにやっておけば時間は取れたんだろうけどあの下積みで今があるじゃないが、割とあの物語が二転三転転がる前の紹介が好きな自分もいるし。
　キャラの多さからイマイチ出番がなかったメンツも何人かいるがそれは今後の活躍だったんだろうなぁ…ひろしとか医者父とか。
　まぁ出番すくなったけどこの終わり方ならいくらでも二期に繋げられるので望むところではあるのだが。待ちきれないので原作に手を出すかなこっちは。
　あとは個人的には特に、セルティのこともあるが、帝人と杏里のその後が気になるところではあるので。
　帝人って正臣以外に友達いなそうだしわざわざ池袋来た理由からいなくなられてどうすんだろう…